LucidaフォントがAdobe Acrobat Xに消された!?

次世代iPadや、Androidタブレット、もしくは市場を席巻しつつあるスマートフォンなどを射程に入れて、PDFマガジンというのも「あり」かなと、Adobe Acrobat X Standard を購入しました。

Adobe Creative Suite 5 Design Premium にバンドルされているAcrobat 9からはアップグレードできないために、新規購入するはめに…

Acrobat XをインストールしたらLucida Sansがイタリックに

さて、Acrobat Xをインストールしたときに、前バージョンの9を削除しました。これは普通だと思いますが、

そのあとでWindows 7のいろいろなテキスト表示や、自社サイトのフォントがおかしくなったことに気づきました。

特に、Google(グーグル)対策はSEO塾 Yahoo!(ヤフー)上位表示も のCSSは、次のようにしています。

font-family: "Lucida Sans",arial,"ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro",MeiryoKe_PGothic,"メイリオ",Meiryo,"MS Pゴシック","MS PGothic",sans-serif;

英数字を自分が見やすいように、あえて最初に「Lucida Sans」を指定しています。

ところが、これがイタリックになっているんですね。

Google Chromeでも、拡張機能にChange Font Family Style をいれて、オプションに同じように「"Lucida Sans",Verdana,arial,"ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro",MeiryoKe_PGothic,"メイリオ",Meiryo,"MS Pゴシック",sans-serif」を設定していますから、

Chromeで見るGoogleニュースなどでも、違和感が生じました。

Lucidaフォントのほとんどがショートカット

Windows 7のフォントフォルダーを見ると、なんと、Lucida Sansはイタリックしか残っていません。しかも、このイタリックのLucida Sansはエイリアスいやショートカットになっていて、本体はすごいところにあるではありませんか。

Lucida Sans Regular

また、Acrobat 9 ProをインストールしているVistaのフォントフォルダーを見ると、やはり一部のLucidaはショートカットで、Acrobat 9のフォルダ内から参照していますから、XをインストールしたWin7のPCには存在しなくなっているわけです。

結局、上記のどこかから、再度インストールしました。

しかし、非常に気になるのは、ショートカットで済ませているという事実です…

Lucida Grande事件

Windows PCで、昔のSafariあたりから引っ張ってきたLucida Grandeをインストールして、CSSでフォントファミリーでLucida Grandeを最初に指定しているサイトを閲覧すると、表示がおかしくなります。

もちろん、Windowsだけの問題で、Macではそんなバカなことは起こりません。

やはりMac、そしてiPhoneやiPad

どのパソコンでも、どのブラウザーでも、同じように表示されることが理想ですが、

最終的には、ブラウザーのCSS解釈やレンダリング以上に、パソコンのOSやアプリケーションのフォント次第という、別の問題に気づかされることになりました。

これは、Macや、iPhone、iPadで、これから先も、ずっとずっと悩まされる問題になるでしょう。
Androidフォンやタブレットも、どうなるか分かりません。

私がAcrobat Xを購入したのも、フォント埋め込みや、アウトライン化などは言うにおよばず、PDFをより充実させた情報媒体として使いたいと思ったからです。

また具合が悪いことに、そういったフォントや画面表示では、Macの方がはるかに高みに位置していて、Windowsユーザーは、皆が同じ画面を見ているという錯覚を抱いたまま、ホームページをつくっているわけです。

フォントやレイアウト、デザインという前に、実は「色」が大きな障害になっていることをご存じですか?

Microsoft Officeのフォントと著作権

最後に、どうしてLucidaが一部削除されたのか、Adobeの意図が分かりません。

LucidaフォントはOffice2003にもついていたようです。

ところが2007以降、Lucidaが含められていません。

今回の件とあわせると、著作権などの問題が浮上しているのかもしれません。

まず、自分が見るために、OSかアプリケーションがインストールしているフォントを使うのはともかく、ほかのみんなもそのフォントを持っているとは限りません。

さらに、PDFにフォント埋め込みをしたり、アウトライン化したり、相当権利問題がややこしくなりそうです。

もちろん、サイトのロゴやバナー、テキスト画像にするときは、要注意ですね。

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